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2023.8.21
公益財団法人日本自転車競技連盟 副会長就任と理事退任のお知らせ
2023年6月26日付けにて弊社取締役の黒江祐平が日本自転車競技連盟(以下JCF)の副会長に就任いたしました。また、同日付で弊社代表取締役の渡辺俊太郎がJCFの理事を退任いたしました。詳しくは日本自転車競技連盟のホームページに記載のある役員名簿をご覧ください。
【代表取締役 渡辺俊太郎コメント】
2016年、常務理事ならびに総務委員長に就任し2期4年を務めました。この間、財務や組織運営の透明化を図り、合わせて東京オリンピックに向けたガバナンスコードへ適応するための業務を中心に取り組んでまいりました。また、組織改編により、特にオフロード種目について新しい大会の創設・業務の透明化を図るとともに、主にBMXの担当執行理事としてBMX種目の活性化を図ってまいりました。
他方で、この6年間、日本のサイクルスポーツシーンに最も重要なことは普及、すなわちスポーツサイクリストやサイクルスポーツに関心がある人を増やすこと、自転車文化を醸成することであると痛感してきました。
しかし、JCFの最重要業務は、全日本選手権の開催、代表選考、レースの公認であり、限られたリソースの中では普及は後回しにならざるを得ません。また、予算や施設などにも限界があり、やれることは極めて限定的であります。今のJCFにおいて私でなければやれないことは極めて少なくなった反面、今後やれること自体も少ないと実感しました。
そこで、現時点においては、私個人がJCFの理事として活動するよりも、一般財団法人日本サイクルスポーツ振興会(JCSPA)、株式会社JPFにおいて、競輪場と競輪というシステムを最大限に活用したサイクルスポーツの普及活動を行うことの方が「日本におけるサイクルスポーツのメジャー化」に寄与できると判断し、今回の決断に至りました。
そのためには、日本の強みである競輪、競輪場、競輪選手を中心とした独自のスタイルを作ることが重要であると考えております。JPFとして整備した、千葉JPFドームでの国際大会の開催や自転車振興普及事業の実施を推進し、今後も日本のサイクルスポーツ振興に貢献していきます(考え方の詳細は、JPFのファクトブックをご覧ください)。
最後になりますが、3期6年間、理事を務めてこられましたのは、ひとえに、皆様のお力添えのおかげと深く感謝しております。心より御礼を申し上げます。今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
【取締役 黒江祐平コメント】
2019年にJCF理事、2021年にJCF常務理事を経て、2023年に副会長に就任することとなりました。東京オリンピック開催前の年よりオフロード種目を中心に様々な自転車種目の部会長を務めてまいりました。
スポーツ業界全体でガバナンスに対する意識が高まってきており、自転車競技連盟を含めた自転車競技業界も同じくガバナンスに対する意識を高めていく必要が出てきました。今回でJCFの理事を務めて3期目となりますが、パリオリンピックを来年に控えている今期は橋本聖子さんを会長に迎えアスリートファーストを掲げ、ガバナンスの向上と選手に寄り添った活動を中心に自転車シーンを盛り上げていけるよう引き続き務めてまいります。